当社は、食の流通を最適化し、より便利な飲食料品EC市場をけん引する目的で設立されました。飲食品小売市場は64兆円の巨大マーケットであるにもかかわらず、他の市場に比べてEC化率は2.6%といまだ低い数値となっており、当社では10兆円規模の未開拓市場があると試算しています。
飲食料品は商品単価が低く多品目を同時購買するためEC向きではなく、事業主体は変動費(オペレーション、配送費)の高さや顧客獲得コストの高さなどの課題、ユーザー側は注文が不便、値段が高いなどの課題があり、食品EC市場には大きなポテンシャルがあるにもかかわらず、これまでのやり方ではこの新市場を開拓するには限界があると認識しております。
当社は今後、法人向けのビジネスとして福利厚生や秘書業務の効率化に役立つビジネスとして、ターゲットを法人に絞って展開することで、より便利な食品EC市場の展開を目指して事業を推進してまいります。
伊藤忠商事と事業提携する2事業はすでにSM事業で会員数約1万人、AGS事業で取引先35社の事業に拡大しておりますが、今後更なる拡大をすべく商品調達を先行して進めており、SM事業で約2,000点、AGS事業で約200点の商品を調達いたしました(会員数、商品数共に2020年12月時点)。今後も仕入先・サービス提供先の開拓については伊藤忠商事と協力しながら、資金調達により人員体制の強化、EC機能の強化、及びより迅速な意思決定ができる経営体制で事業推進を加速し、5年後までに100万会員、流通総額300億円を目指します。